2019-04-18 第198回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
差別経験についての質問があります。その回答結果はショッキングなものであります。差別を受けたことがあると答えられた方が何と、先ほどもありましたけれども、二三・二%もおられます。また、他人が受けたのを知っているとの回答が一三・一%。この現実は何としても変えて、根絶をしていかなければならないと強く思います。 まずもって、いわれなき差別の解消なくしてアイヌの伝承はありません。
差別経験についての質問があります。その回答結果はショッキングなものであります。差別を受けたことがあると答えられた方が何と、先ほどもありましたけれども、二三・二%もおられます。また、他人が受けたのを知っているとの回答が一三・一%。この現実は何としても変えて、根絶をしていかなければならないと強く思います。 まずもって、いわれなき差別の解消なくしてアイヌの伝承はありません。
政府が初めて行った外国人差別の実態調査であるということ、しかも、全国の三十七地区、五百人、全国で一万八千五百人という政府の調査にふさわしい結果になったということは高く評価されていいというふうに思いますし、また調査結果として、この日本で、入居差別経験四〇%、就職差別経験二五%、差別発言を受けた経験三〇%など、そういう実態が明らかになったということは、これからの対応にとっても重要なことだというふうに思います
ただ、それを、男女の違いと差別経験、出身国の違いと差別経験といった分析できても、これらは同時に扱うことはできないんで、せっかくのデータがあるんですから、それを今後有効に活用できる体制を検討していただきたいということを最後に御質問したいというふうに思います。
私も、これアメリカで七〇年代に雇用の年齢差別を禁止する法案ができているんですけど、それを知らないで失敗をした経験もあるんですけれども、まず大臣、この雇用の年齢差別、経験の中身を問わないで年齢で足切りをしてしまうというこの雇用慣行は日本には色濃くあると思うんですが、この件についての御認識をまずはお願いいたします。
また、平成元年の東京都の調査では、学校での差別経験について六七%の人が「ある」としております。このようにアイヌヘの差別が学齢期に集中し、アイヌの子供たちは幼いときに言い知れぬ屈辱を受け、アイヌであること自体を嫌がってきました。しかも、その屈辱はアイヌ民族を劣った民族とする民族差別なのであります。